わたしのマーガレット展

    以前にもお伝えしたわたしのマーガレット展ですが
    マーガレット公式サイトにより詳しいサイトがありましたのでおしらせします。
    http://my-margaret.jp/

    ここにはTV CMも載っているのですが 
    わたしの住んでいる地域では放送されていないのか見たことがありません。
    CMの中で王子さま(だと思う)に扮してる
    スペシャルサポーターの谷原章介さんのタレント経歴です。
    http://www.japanmusic.jp/2010/08/post-83.html
    すごいですね。バリエーションにとんでいて 
    これならどの年代の方にも馴染みがありそうです。
    わたしは「ハンサム スーツ」くらいしか思いつかなかったのですが
    これを見てそういえばというのがいくつかありました。
    はじめはとても意外な気がしましたが
    よく考えてみればマーガレットの50年の歩みを展示するわけですから
    なにも現役読者の若い子ばかりが来るわけではなく いろいろな年代の方がみえるわけです。
    そうなるとこの人選はなっとくな感じです。

    それにしても ベルばらファンとしては気になるのは
    オスカルとアンドレの等身大立像とグッズですよね。
    グッズについてはまだ未発表ですが 等身大立像のイメージはでています。
    オスカルさまは身長178cmといわれています。
    台座付きで旗を掲げているとなると相当大きなものになりそうですね。

    開催日時 2014年9月20日(土)~ 10月19日(日)※会期中無休

    会  場  森アーツセンターギャラリー(東京・六本木ヒルズ)
           〒106-6150 東京都港区六本木 6-10-1
            六本木ヒルズ森タワー 52F
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    天使のくれた七日間ー10-

    (オスカル おれ行きたいところがあるんだ。)
    これから屋敷はおばあちゃんの葬式 オスカルの訃報で悲しみにさらに包まれる。
    これ以上見てはいられなかった。
    (どこへ行きたいんだ?)
    (アメリカさ)
    (アメリカ?)
    (おれさ 一度行ってみたかったんだ。いいだろ オスカル。)
    (それでおまえ 瞬間移動を使いたかったのか。)
    (うん 見てみたいんだ。王様のいない生まれたての国。自由の国を)
    それにその国の近くに アンドレが父と航海するはずだった サン・ドマングがあるはずだ。
    オスカルも興味が湧いてきた。
    (いいだろう行こう)

    アメリカは広い荒野だった。フランスから出たことのなかったおれ達は 
    こんなに広々した何も無い大地を見たことがなかった。
    町はいくつかあった。パリとは違い家々はゆったり作られていた。
    この自由の国はまだまだ大きくなるのだ。
    さらに空を飛び海岸に出た。 美しいコバルトブルーの海をカモメになった気分で飛んだ。
    やがて赤茶けた屋根と白い壁の街並みが 見えてきた

    (サン・ドマング ここが・・・)

    かつて アンドレの父が幾度となく 訪れたフランスの植民地だ。
    (おい あれカカオじゃないか。)
    オスカルが指差し 三人は下りて行った。

    (まるで 果樹園というよりジャングルみたいだな)
    オスカルはカカオ農園を見てそう言った。
    (これが ショコラの素か)
    アンドレも驚いた細い木に不釣り合いな楕円形の大きな実が付いている。
    そして驚いたことに幹からもその実は生っているのだ。三人がカカオの林を眺めていると 
    どこからか少年がやって来た。全身真っ黒で 目の白目の部分とわずかに開いた口元の歯の白さが
    際立っている。彼は当然 三人に気付く事無く 目の前を通り過ぎ
    カカオの木の根元にしゃがみ込み膝を立て その上に腕を乗せ中に顔を沈めた。

    何かささやいているが どこの国の言葉か オスカルにはわからなかった。
    けれど この少年の 哀しみは 痛いほど感じられる。

    言葉は違っても人が悲しむさまは伝わるものだ。
    少年の啜り泣きに思わずオスカルは近寄り声をかけた
    (どうしたのだ)
    少年はオスカルに気づかない。

    「こんな所に いやがったか」
    フランス語である。赤ら顔のでっぷりした男が 少年の組んだ腕を力づくで引き上げた。
    男の片手には鞭があった。
    「さぼりやがって!!」
    怒鳴り散らし少年を引きずるように連れて行く男にオスカルは

    (よせ!)

    掴みかかったがその手は男をすり抜けた。

    虚しく 遠ざかって行く少年をオスカルは見つめ
    (知らなかった いや フランスがアフリカの黒人を奴隷にして 
    カカオや砂糖を作っているのは知識としては知っていた。だが・・・)
    (オスカル おれ達は知らないことが沢山あったんだ。)
    (わたしはあの少年のような 黒人達の涙のショコラを毎日のように 楽しんでいたのか・・・)
    (大丈夫さ オスカル フランスが変わればここも変わる。革命が起きたんだ。
    誰もが自由と平等を手に入れるための革命が それは黒人奴隷にも訪れるだろう)
    それでもなお オスカルは俯いている。

    (おれの入れたショコラ 上手かったか?)
    (うん・・・)
    (その美味しいショコラ。あの少年が自分で農園を持って商売にしたらきっと凄い儲けになるぞ)
    オスカルは顔を上げてアンドレを見た
    (そうだな アンドレ 革命とはそういうことなんだ。自由とはそういうことだ)
    あの少年はまだ若い。この地にも革命の思想が押し寄せ 
    少年は自由になれる日もそう遠くはないだろう。
    死んでしまった自分に出来ることはもう無いが 
    一日でも早くその日が訪れるのをオスカルは願った。
    やがてこの地は世界初の黒人の共和国となる。

    天使のくれた七日間ー9-

    オスカルの遺体の上でまだロザリーは泣いていた。
    オスカルはロザリーの肩を抱こうとしたがすり抜けた。
    (ロザリー・・・)
    オスカルが哀しげな声を出した。そう おれ達は死んだのだ。
    もう生きている人間にしてあげられることはないし してもいけないのだろう。
    アランがそっとロザリーの肩に手をかけた。ベルナールが駆け付けロザリーを抱きしめた。
    生きている人間は 生きている者同士で支え合うべきなのだ。オスカルの遺体も運ばれていった。
    アランがふとおれ達の方を見た。そのまま視線は空へと上がり

    「隊長 アンドレのやつは ちゃんと迎えにきましたか。どうかお幸せに」

    空に向かって敬礼した。そしてオスカルの剣を掴むと 
    きびすを返してバスティーユへと走って行った。
    魂組の何人かはアランに敬礼を返していた。
    (ありがとう・・・)
    オスカルはアランの背にささやいた。

    改めてまわりを見ると 元衛兵隊の死亡者は全員いることがわかった。
    気の良いやつらと思っていたが ひとりとして地獄へ落ちたやつはいなかったとは驚きだ。
    おれ達は結局生きている者も死んだ者も 全員でバスティーユの白旗を見ることが出来たのだ。
    アランが去ってしまうと おれ達魂組も天国での再会を約束して
    それぞれの思う人のところへと去って行った。

    (フランソワ ジャン)
    おれは二人に声をかけた。
    (すまなかった。おれの我が儘のために死なせてしまった。謝って済むことではないが)
    (なあ アンドレ。あの白旗さ。)
    フランソワが言った。
    (アンドレがおれ達と一緒に来てくれなかったら見られなかったんじゃないのかな。
    だって 隊長アンドレいないと ダメだろ。)
    (そ・そ・そうだよな。)
    とジャンも相槌を打つ。オスカルはムッとしていたが おれにしがみ付いているから何も言えない。

    (もちろん 市民の力 ベルナールみたいな革命家の力 色んな人の力を合わせて
    成し遂げられたんだけど。おれ達衛兵隊がまとまって参加するには 隊長の力が必要で 
    隊長にはアンドレが必要だったんだ。そして要塞を攻めるには大砲の威力が必要だった。
    扱えるのはおれ達兵士だ。)
    (う・・うん。ア・・アンドレがき・・き・・きてくれてよかった。)

    (それにおれ天使に言われた。天寿を全うしたって。
    生まれた時からおれはあそこで死ぬことになっていたんだ。)
    (お・・お・・おれもい・・いわれた。)
    フランソワとジャンの笑顔に アンドレは感涙していた。
    (ありがとう でもフランソワ大事な弟がいたんだろう。
    それにジャン 好きな子がいるって言っていたのに)
    (うん。おれ死んでから家族のところにいたんだ。今日も弟に付いてバスティーユに来た。
    あいつ ぼくは市民のために戦って死んだフランソワ・アルマンの弟だ。
    兄ちゃんの買ってくれた靴をはいて戦うって飛び出したんだ。
    まわりの大人に止められて実際は戦闘に参加しないで見ていたんだけどね。おれは大丈夫だと思う。
    おれがいなくても友愛に満ちた新しい世界で 逞しく生きて行ける気がするんだ。)
    (お・・おれ あの子 み・・みにいったら か・・彼氏できていてさ。だからいいんだ。)
    アンドレはなんて良いやつらなんだろうと思った。
    そして彼らもそれぞれの家族のところへ帰って行った。

    (おれ達も行こう。)
    アンドレは天使に教えてもらった瞬間移動を使った。

    ジャルジェ家は悲しみに満ちていた。昨日の朝 出たばかりなのに別の屋敷の様だった。
    何があったんだろう。オスカルの謀反のせいにしてはあまりに悲しみが深い。
    「アンドレ いいやつだったのに。」
    「マロンさんも可哀想についにひとりになってしまったわ。」
    もうおれが死んだことが伝わっているのか。だんなさまの情報網は凄いな。
    オスカルの事もじきに報告されるだろう。
    アンドレは屋敷の皆の悲しみが 自分のためとわかって胸が痛んだ。
    思えば八つの頃からここで育った。屋敷の同僚は皆家族みたいなものだ。
    ここはおれの家だったんだ。
    (ありがとうみんな・・・)
    アンドレは聞こえないとわかっていてもそう呼びかけた。

    そしてアンドレはオスカルの肖像画を見た。
    (軍神マルス しかも少年の・・・皆が騒いだはずだ。)
    あの時たった二日まえだ。どれほどこの絵が見たかったか。
    (皮肉なものだ。わたしが市民の側につくと決めていた時に あの頃の自分に会うなんて
    まだ 明るい未来だけを信じていて 
    アントワネットさまが王妃になられれば素晴らしい世の中になると 
    そしてわたしはこの類まれな美しい方をお守りするのだと  
    何の疑問も持たずに真っ直ぐに思っていた。)
    オスカルはそう言った。おれは何も言えなかった。ただおれはあの頃 
    おまえを愛している自分を持て余していたんだ。
    おまえは何も気づかなかっただろうけど。

    (さあ ばあやのところへ行こう。アンドレ)
    おばあちゃんのいる部屋に入る前からわかった。天使がいると。案の定ドアを開けると天使がいた。
    おれ達の担当天使と少し違い 真っ直ぐな髪は黄金の滝のようで 
    厳かな慈愛に満ち溢れた双眸をしていた。おばあちゃんの体が光り始めた。
    おれ達はおばあちゃんの後ろにまわった。天使の使命のじゃまをしてはならない。
    やがて、おばあちゃんの目が開かれた。
    (天使さま・・・)
    (よく頑張りましたね。マロン。おめでとう天国の扉はあなたに開かれました。
    神の試練を乗り越えあなたは天寿を全うされました。)
    (おお 天使さま ありがとうございます。神さまのお導きのおかげでございます。)
    おばあちゃんは深く天使にこうべを垂れた。天使は優しく微笑んでいる。
    (さあ 顔をおあげなさい。神のお恵みを伝えましょう。)
    天使が例の話をしている間 おれ達は黙って見ていた。
    おばあちゃんはおれ達に気づいていない。天使の話を真剣に聞いている。
    思えばこれが本来でおれもオスカルも ずいぶん天使に失礼な態度だったかもしれない。
    もっともおれ達の天使は 今目の前にいる天使と違って ずいぶんチャライやつだったが。

    (何か聞きたいことはありますか)
    天使の鈴のような声がした。
    (では 天使さまお教えくださいませ。アンドレは 孫のアンドレは天国に行けましたでしょうか。)
    おばあちゃん おれの事最後まで気遣ってくれるんだね。涙がぶわっとあふれてきた。
    天使は極上の笑みを浮かべ
    (ええ 彼にも天国の門は開かれました。今あなたの後ろで泣いておりますよ。)
    天使がおれ達の方へ手を差し伸べる。おばあちゃんが導かれるように振り返る。

    (アンドレ! まあお嬢さま!!)
    (おばあちゃん!)
    抱きつこうとしたが
    (このろくでなしの役たたず!!)
    思いきり蹴りを入れられた。
    (お嬢さまをお守りできなかったんだね。何のために付いて行ったんだい!!)
    おばあちゃんは泣き出した。
    (あーん お嬢さま こんなにお若くして死んでしまわれたなんて・・・)
    (泣かないで ばあや 約束したね。愛しているよ ばあや・・・ いつまでも・・・かぎりなく)
    (それは生きていてという意味でございます。
    だから軍などお辞めになれば良かったのでございますよ。)
    (まあ 死んでしまったのだから いまさらだ。それにばあや。
    アンドレはわたしを庇って死んだのだよ。わたしはアンドレのおかげで悔いなく戦えた。)
    (お嬢さま・・・)
    ばあやは両手で顔をおおって盛大に泣き出した。

    天使はクスクス笑って見ていたが
    (そろそろ わたしはいきますよ。それでは悔いのない七日間を)
    そう言って飛び立った。ばあやは手を合わせて見送った。

    (あれ 誰か来た。)
    部屋のドアが開いて 馴染みの丸っこい画家の先生が入ってきた。
    「こ…こ…こんにちは マロン・グラッセさん」
    花束抱えて先生はばあやの遺体に話しかけていたが 彼はやがて異常に気付いた。
    花が床に散らばった。老成の画家の目は触らなくともその死がわかったようだ。
    ばあやは画家に近づいたが 画家の瞳は遺体を見つめたままだ。
    床に散らばった花をばあやは拾おうとしたけれど手はすり抜けてしまう。

    (先生 ありがとう。夫が死んでから 訪れを心待ちにしたのはあなただけでしたよ。)

    ばあやは寂しげに画家に話しかけた。
    画家は静かに肩を落として部屋を後にした。人を呼びに行ったのだろう。

    天使のくれた七日間ー8-

    (オスカルは死ぬのか・・・)

    複雑な気持ちだった。ロザリーが駆け付けてくれたが オスカルは苦しい息でおれの名を口にした。
    地面に下ろされたオスカルは安心したような顔をした。

    ふと気がつくといつの間にかジャンとフランソワがおれの横にいた。
    (フランソワ・・・ジャン・・・)
    (話は後だよ。アンドレ)
    フランソワが言った。 おれは二人に謝らないといけなかったが 確かに今はその時ではない。
    彼らだけでなく 昨日今日の戦闘で亡くなったやつらも集まってきた。
    皆生き残った仲間やオスカルの事を気になるのだろう。

    オスカルの息はだんだん細くなる。
    「ど・・・うか わたしをアンドレとおなじ場所に・・・
    わたしたちはね・・・夫婦になったのだ・・・から・・・」

    (えー!!)

    魂組が一斉におれを見た。ロザリーがおれに懇願した。
    「オスカルさまをつれていかないで つれていかないで おねがい!!」
    (ロザリーごめんね。おれが決められることじゃないんだ。)

    アランが気づいた。
    「た・・・隊長!バスティーユの上に し・・・白旗が・・・!!」
    魂組も皆 バスティーユの方を見た。確かに白旗だ。
    (オスカル やったな ついにやったな)
    おれは興奮して呼び掛けたが オスカルには聞こえない。
    アランがオスカルの体を起こして見せてやった。オスカルはとても嬉しそうに泣いていた。そして

    「フ・・・ランス・・・ ばんざ・・・い・・・!」

    オスカルの声に魂組は
    (フランスばんざい!!)
    とはしゃいだ。けれど生きているロザリーはオスカルに取り縋って泣いている。

    はためく白旗におれは複雑だ。おれは死んでいなければこの旗は見られなかった。

    オスカルの体が光り始めた。そしてつま先から徐々にオスカルの魂が分離し始めた。
    ああおれがまぶしい光を感じていたのはこの時だったのか。
    やがて半円をえがくように持ち上がっていった魂は頭のところまで達し やがて離れた。
    今度は徐々に立ち上がった。 天使がオスカルの前に立つ。ゆっくりオスカルの目が開かれる。

    (オスカル・・・)

    おれは思わず声をかけてしまった。オスカルはおれを素早く見つけ抱きついてきた。

    (オスカル! オスカル! オスカル!)

    おれはオスカルを抱きしめた。すり抜けたりしなかった。

    (アンドレ! アンドレ! アンドレ! )

    (おれの声 聞こえる? おれずっとそばにいたんだよ。)
    (聞こえている。アンドレの声。ああ アンドレの声だ。)
    オスカルはおれの腕の中で小刻みに震えている。オスカルの姿が見えて触れて
    オスカルにもおれがわかる。生前は当たり前だった事がこんなに嬉しいなんて。

    (お取込み中 申し訳ないが天使の勤めを果たしたいのだが)
    コホンッと天使は咳払いをした。オスカルはきょとんとした顔で天使を見た。
    (さあ オスカル ちゃんと天使さんのお話を聞こう。)
    おれは離れたがらないオスカルを背中から抱くようにして天使さんに向き合わせた。

    じっと天使を見ていたオスカルは
    (もしかして 木の上でわたしの事 笑ったのあなたでしたか。
    それから時々見かけた気がしますが。)
    (アッタリ~。さすがに君は感が鋭いね。アンドレは気づかなかったよ。
    まっ普通の人はそうなんだけど。)
    おれだって言わなかったけど どこかで見た気がしていたんだよ。

    その後なんたらかんたらおれにもした話をした。まさかおれとオスカルの担当天使が一緒とはね。
    (何か質問は)
    (ありません。)
    (あっおれあります。)
    おれは話にわって入った。
    (瞬間移動って出来るんですか)
    天使はニヤリとして 懇切丁寧にやりかたを教えてくれた。
    (それでは悔いのない七日間を アンドレ君はあと六日だからね。)
    天使は飛び立っていった。

    「大好きだった! 少女まんが 70年代編」

    「完全保存版 大好きだった!少女まんが 70年代編」
    が双葉社から 1490円で 7月23日に発売されました。
    http://natalie.mu/comic/news/121949

    表紙はでっかく ベルサイユのばら それに続いてスケバン刑事や
    はいからさんが通るなどのイラストが描かれています。
    ベルサイユのばらのページはたぶん6ページくらいだと思われます。
    この当時のまんがはどれも懐かしく 
    我が家の本棚にもキャンディ・キャンディや はいからさんが通るなどなどが並んでいます。
    この本には118作品が収録されてるそうですが
    そのなかでも表紙を飾るなんて やっぱりベルサイユのばらはすごいですね。

    ソシエ 第3章後編

    毎回楽しみにしていた ソシエのベルばらもついに最終話になってしまいました。
    ご存じない方はこちらをまずどうぞ
    http://www.socie.jp/berubara/manga/index.html

    本当に毎回 面白くて 限られたページ数と 
    切り貼りでよくこれだけ作れるなぁと  感心を通り越して感動していました。

    それだけに最後に少し期待しすぎていたのかもしれません。

    さて いい感じに始まったでだし
    ダイタンにもみんなの前であからさまに
    アンドレを誘って二人きりになったオスカル様♡

    逸る心を抑え ドキドキわくわく4ページ目をクリック

    えっ・・・・?

    あっでも まだもう1ページあるし・・・

    クリック・・・

    ・・・・・

    マジかよ!!!!
    いけない育ちがばれるわ ほほほ・・・・

    これ以上のネタばれはいけないわね。青林の人格もばれそうだし(とっくにばれてるって)

    きっと 商業用だし 公式だし 場末の二次のようなわけにはいかなかったのよ

    わーん!それでもそうゆうのが見たかったのよ!
    というわけで描いてみました。

    ゆかたでキス



    けれどなんだかんだいっても 本当に楽しかったです。できることならまた見たいです。
    その時はぜひ ラブラブ幸せな二人をお願いします。
    ソシエ様素敵な企画をありがとうございました

    天使のくれた七日間-7-

    その後もアンドレはオスカルに付いて歩いた。
    オスカルは昨日と同じ アンドレが付いていればいつもと変わらず動ける様だ。
    でも少し離れると不安げな顔をするので油断ならない。
    夕べの騒動を知らない隊員は オスカルがすっかり立ち直っていると思ったし 
    知っている者でも もう大丈夫と思い始めていた。夕べはなにせ死んだ日の夜なのだ。
    辛くて少しくらい錯乱していても不思議はない。

    バスティーユでは市民と要塞司令官ド・ローネー候との間で交渉が行われていた。
    交渉の成り行き次第では戦闘も有りうる。要塞を攻めるのだ。大砲を使うことになるだろう。
    隊員たちは緊張の面持ちで いつでも出動できる準備を進めた。

    そしてその時がきた。大砲を引いてバスティーユへ向かえ。隊長は隊列を整え点呼を取らせた。
    天を仰ぐ隊長の美しい姿にアランは 天国のアンドレに祈っているのだと思った。

    「バスティーユへ!!」

    凛としたその声は隊員達の指揮を高めた。要塞攻めは攻め手が圧倒的に不利だ。
    まして我々以外は訓練されてない一般市民ばかりだ。
    それでも隊長と共に輝かしい戦いに参加できる喜びは それらの不安を上回っていた。

    「おーっ」
    皆 鬨の声を上げた。

    「アンドレ いくぞ!用意はいいか」

    軍が今にも動こうという時 隊長の声がした。隊員たちは驚いて止まった。
    あまりに自然にさらっと当たり前のように 隊長は言ったのだ。
    振り返っているべき人のいないことに気づいた隊長の姿に 多くの隊員は胸を打たれた。
    あまりにしっかりしていた隊長の事を 冷たいとさえ思っていた隊員もかなりいたのだが 
    皆その過ちに気づいた。アンドレの死を隊長はまだ受け止められないのだ。
    すまないと泣き崩れる隊長を彼らは見守った。

    アンドレはこの光景を寂しく見ていた。罪な事をおれはしているのかもと。
    アンドレの気配を後ろに感じられても 振り向いてしまえば終わりだ。姿は見えないのだから。
    しかもあと六日で自分は逝かないといけない。
    それでもアンドレはこの戦闘中は付いていようと思った。
    これから命のやり取りが始まるのだ。オスカルが集中できるようにしなければいけない。

    バスティーユに着くと戦闘はすでに始まっていた。市民の歓声を受け砲撃の準備に取り掛かる。
    アンドレの目には実は多くの天使と地獄の使いが見えていた。
    つまりそれだけの人が死ぬということだ。
    現にもうすでに死者は出ていてあちらこちらで 天使の告知が行われている。
    また地獄の使いは凄まじかった。魂が抜けるやいなや有無を言わさず
    瞬く間に地面の中に引きずり込んでいた。悲鳴をあげる暇も無い。
    おれも もしあの時毒入りのワインを飲んでいたら こうなっていたかと思うとゾッとした。

    「撃てーっ!!」
    砲撃は始まった。アランの腕は大したもので次々命中していた。
    味方の大砲が当たるごとに市民の指揮も高まり 
    はね橋がついに下ろされ形勢は徐々に逆転し始めた。
    オスカルの指揮は的確で とても実戦二日目とは思えなかった。
    降り継ぐ銃弾に怯むことなく指示を出していた。そして二時間が過ぎようとしていた。

     ズガァァ・・・ン ガアァ・・・ン

    (オスカル!!)

    アンドレはとっさにオスカルの前に立ちはだかったが 
    銃弾はアンドレをすり抜けて オスカルに次々命中した。

    (くそっ!おれはもう弾除けにもなれないのか!)

    アランが飛び出した。アランも肩に弾が当たった。
    それでもアランはオスカルを抱き上げて運んでくれた。
    オスカルを運ぶのはもうおれの役目ではないのだ。天使があらわれた。

    おれの担当天使だ。けれど天使が見つめていたのはオスカルだった。

    マーガレット 2号連続 ベルばら 大プッシュ企画

    池田理代子先生のオフィシャルサイトに 
    ついにベルサイユのばら11巻の記事がアップされました。
    http://www.ikeda-riyoko-pro.com/info/index.html

    発売は8月25日です。エピソード4編が収録されます。
    と ここまではわかっていたのですが

    これに先駆けて 8月20日発売のマーガレット18号ではノートが
    9月5日発売の19号ではブックカバーが
    付録につきます。
    そして2号連続のオリジナルグッズが当たる懸賞も企画されてるようです。
    今から楽しみですね。

    天使のくれた七日間ー6-

    アランは夕べの事が気になっていた。確かめてみるか。アランは思い切って話しかけた。
    「隊長 待機ならアンドレのところへ行ってもいいですか。」
    「アンドレのところ?」
    「そうです。」
    隊長のサファイアの瞳が大きくなった。
    「そうだな。そうだった。わたしも行こう。」
    隊長はユラン伍長に何かあれば連絡するように言って おれと一緒に歩き出した。

    「アラン 夕べ夢を見た。アンドレが子守歌を歌ってくれるんだ。懐かしい歌をな。」
    「それって やつが死ぬ時歌っていた歌ですか。」
    「ああ アンドレの母上がよく歌ってくれた歌だそうだ。」
    「今度おれにも教えてくださいよ。女口説くのに使えそうだ。」
    「ふふ 子守歌だぞ。それとも まだわたしを思ってくれているのか。」

    まっすぐ隊長はおれを見た。
    「アラン そうだとしたらわたしのことは 諦めてくれ。わたしはもうアンドレのものだ。」

    なんてきれいで澄んだ瞳なのだろう・・・

    「永遠に・・・だ。」

    澄んだその声は一切の迷いなくそう言い切った。
    返事はできなかった。おれの時もそうだった。
    ディアンヌが死んでおれはもう立ち直れない気がしていた。
    それでもおれは今生きている。今すぐでなくとも 
    いつかはアンドレのことを過去に出来る日がくる。
    その時までおれは待とう。この人を守りながら。
    アランはそう決めていた。アンドレにも約束したのだ。

    教会はもう目の前だった。中に入るとジャンもフランソワもいなかった。
    神父の話によると夕べ二人とも それぞれの家族に引き取られたそうだ。

    「オスカルさまでしたね。聞けば貴族であられるのに我々の味方をしてくださったとか。
    ありがとうございます。」
    神父は穏やかに礼を述べた。
    「こちらこそ お世話になっております。」
    「彼はあなたの従僕であったそうですね。
    もしよろしければこちらで 埋葬させていただいてもかまいませんか。」
    「願ってもないことです。ありがとうございます。
    ただ彼はわたしの従僕ではありません。わたしの夫なのです。」
    隊長はほっとした様子だった。もう彼女に帰る家はない。頼る人は逝ってしまった。

    アンドレの遺体は静かに眠るように横たわっている。アランはささやくように
    「心配するな。約束は守る。」
    そうアンドレの遺体に言った。
    「アラン先に戻っていいぞ。わたしはアンドレに少し話がある。」
    隊長はそう言ったけれどアランは教会の外で待つことにした。

    「アンドレ・・・」
    オスカルは優しく話しかけた。
    アンドレの魂はずっと付いていた。アランに言ったオスカルの言葉にさっきから号泣していたのだ。
    嬉しいけれど困る。複雑な涙なのだ。
    そうとは知らずオスカルはアンドレの遺体に話しかけ続けた。
    神父は気をきかせて席を外してくれた。昨日と違い今日は誰もいない。

    「アンドレ ・・・」

    何か言葉をそう思ったけれど 彼の名だけしか出てこなかった。
    オスカルは諦めたように教会を後にした。
    わたしはまだアンドレと別れる事はできない。そう思った。

    出てきた隊長を見てアランは 隊長がアンドレと別れのあいさつをしたのだと思った。
    これで隊長もアンドレが死んでいることを認めてくれた。
    辛いけれどこれが第一歩だとアランは思った。

    オスカルとアンドレの等身大立像と写真がとれちゃう♡

    わたしのマーガレット展

    2014年9月20日(土)~10月19日(日) の会期で
    六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されます。
    詳しくはこちらへ
    http://www.roppongihills.com/events/2014/09/macg_margaret/

    原画などの展示はもちろんですが

    なんと なっなんと!

    等身大のオスカルさまとアンドレと

    一緒に写真が撮れちゃう。なんとも嬉しい企画があります。

    わたしは行けそうもないのですが(ほんとに ほんとに 残念・・・)
    行ける方は行ってみてくださいね。

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    青林

    Author:青林
    ”ベルサイユのばら”の二次創作サイトを作っています。ぜひ遊びに来て下さいね。

    青林サイトへ

    ただいま、コメントへのお返事は基本的にはしておりませんが、頂いたコメントは大切に読ませていただいています。ありがとうございます。

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