エピソード5 考察 part4 -想いー

    今回はいろいろな想いについて

    本編の出来事をジェロさまの目線で 改めて見ると新鮮ですね。
    あのオスカルさまのドレス姿 ジェロさまがご覧になっていたとしたら 
    その後の展開の意味が変わってきますから。

    まず 恋敵がアンドレからフェルゼンになります。
    これは いくら頑張っても 望みのない恋をしているアンドレと違って
    フェルゼンさえ その気になれば 結ばれてしまう可能性がある分 辛い。

    それだけに あの求婚は 説得力がありますね。
    オスカル嬢が女性として 男性に恋をして 
    女性として愛されたくて ドレス着てるの見てしまったんですから。

    ほしいと思ったことがあるはずだ・・・へいぼんな女性としてのしあわせ・・・

    あのシーンのジェロさまの積極的な振る舞い。納得いきますね。
    近衛にいた頃は 間近で見張っていられましたが 衛兵隊にいかれては 目が届きません。
    オスカル嬢が女性として 男性を求める心があるとわかった以上 
    いつ何時だれかと 恋仲になるかと 気が気ではなかったでしょう。
    結局振られてしまいましたが。

    それを笑っていたフェルゼンは どうなんですかね。この時フェルゼンは

    わたしのアンドレ・・・!

    を聞いた後ですから 

    やっぱり アンドレを愛していたんだな。

    って 微笑ましく感じていたのかもしれません。
    自分と同じ身分違いの恋に アンドレが悩んでいたのを もしかしたら知っていたのかも。
    結婚できなくても いつも一緒にいられる彼らを うらやましく思っていたのだとすれば 
    親の言いなりにならず 誰とも結婚しなかったオスカルを 爽快だと思ったことでしょう。 
    自分が昔 気持ちに応えてあげられなかった罪悪感が 
    アンドレと相思相愛になれたと思うことで 軽くなったのかもしれません。
    微笑みながら ベルサイユに続く空を見上げ

    頑張れよ オスカル アンドレ

    二人にエールを送るフェルゼンがわたしの目には浮かびました。

    本編で謎だったことが ようやく解けましたね。
    そう 何故 ジェロさまが7月13日にパリにいらっしゃらなかったのかです。
    営倉に閉じ込められてたんですね。なるほど。

    オスカルさま 進軍&寝返りの報告は
    当然 近衛連隊長のジェロさまのお耳に逐一入っているはずなのに 
    何故オスカルさまを止めに来なかったのか 不思議でした。

    それにしても ジェロさまは官位剥奪 営倉入り。アラン達は銃殺(なんとか 助かりましたが)
    なのに オスカルさまはお咎めなしなんて やっぱり 権力者次第の時代なのですね。

    オスカルさまはジェロさまの営倉入りを 当然ご存じだったと思います。
    けれど銃殺になるアラン達と違い 時間がたてば解放されるのですから 
    それほど深刻ではありません。 
    真剣に向き合い 彼自身が判断して 軍を引いた結果でもあるのですから。
    それでも心は痛んだでしょうが。

    ですがむしろこの緊迫した状況下では 
    王家を守る近衛の連隊長のままでは現実的な危険が伴います。
    官位を剥奪されたことで もはや王家を守るというしがらみさえもなくなったわけです。

    そのことを踏まえて 

    見ているか ジェローデル
    ついに ついに もっとも力弱き身分が武器をとった!!


    この言葉を聞くと今までと感じ方が変わってきますね。
    この時ジェロさまは営倉の中 自由を奪われ傍観者にならざるおえなかったわけです。
    さらに

    彼らが武器をとる日まで・・・その日までまちましょう

    ついにその日がきました。今後 営倉を出て 自由になったジェローデルがどう生きるのか。
    自分と同じように新しい時代に参加しようとするのか それとも・・・

    オスカルさまには 答えがわからなかったと思います。
    けれどそれはいずれ 分かることだろうとあえて答えを探そうとはなさらなかったと思います。
    ただ 自分の想いはジェローデルに完全に伝わっていると考えていたでしょう。
    なにしろ自分以上に自分を理解してくれた人でしたから。

    けれど ジェロさまはそうではなかった・・・。

    オスカル嬢に危害が及ぶくらいなら 自分が滅びた方がましだ
    そして 愛に殉じて 死にゆくことに恍惚感さえ覚えるとさえ愛したオスカルさまの死を
    営倉で何もできず知った時はどうだったのでしょうか?

    それこそがソフィアの

    あなたは理解なさりたいと思っていらっしゃるのねに繋がる想いだと思います。
    これがわからないと ジェロさまは前に進めないのではないでしょうか。

    生き長らえてしまいました。

    愛する人と共に死ぬためにパリへ・・・うらやましい生き方だ・・・

    ジェロさまはその後 答えを見つけることができたのでしょうか?
    それとも・・・・

    こんな痛々しい ジェローデルの気持ちをおそらく 彼以上に理解してしまった。ソフィア。
    愛に死すことより 愛に取り残されることの方が より 辛いのかもしれません。
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    青林

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