アニメ版ベルサイユのばら萌え語り(10)ニコル・ド・オリバ

    物語はいよいよ ベルサイユの黒バラ 
    ジャンヌの華麗な暗躍ぶりへと進んできました。
    そのジャンヌ劇場の役者の一人 ニコル・ド・オリバについてお話したいと思います。

    ニコル・ド・オリバは 原作では普通のあばずれた娼婦でしたが 
    アニメでは 哀しい女性になっています。

    同情するより金をくれ


    眼の見えない娼婦の彼女は たった10スーで身を売っています。
    当時は カフェ・オ・レを路上のカフェ・オ・レ売りからなら2スーで
    きちんとした店でなら5スーで飲むことができました。

    空を焦点の定まらぬ目で見つめ 機械的に
    「一晩でたったの10スー 先払いが決まりです。」
    を繰り返します。

    眼の見えない娼婦が今までどんな目にあってきたか
    先払いという言葉が 短いながらも強い説得力をもって示しています。

    名前に”ド”が入っていることから
    彼女がもとは 貴族の娘ではないかとの想像も掻き立てられ
    よりいっそう 憐れに感じられます。

    (史実のニコルは貴族ではなく 孤児の夫人帽の縫い子です。
    小遣い稼ぎ程度の売春をしていました。)

    王妃と同じ顔 服装を整えれば瓜二つの女性。
    なのに この境遇の差はなんなのでしょうか?

    首飾り事件は 後におこる革命の前奏曲ともいえる事件です。
    この事件を通して 貴族と民衆の大きな隔たりが浮き彫りになっていきます。

    その中で 彼女の存在は 当時の世の中の理不尽さを表し
    その理不尽な哀しみに生きる女性を
    殺すことのできなかったジャンヌの人間性をもあらわにする役目を担うのです。

    今日の放送は第22話「首飾りは不吉な輝き」

    http://www9.nhk.or.jp/anime/versailles/

    アントワネットを そしてフェルゼンを思うオスカルの心は…
    それを見守る アンドレの気持ちは…

    物語は暗雲をはらみながら 二人を歴史の渦へと巻きこんでいきます。

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