アニメ版ベルサイユのばら萌え語り(31)ルイ16世

    ぽっちゃりした 気弱そうな 男の子

    とても優しくて 大好きな女の子に どう接していいかわからないと 
    オスカルに相談してしまうような少年です。

    そんなシャイな彼が 先祖のツケを すべて払わされるような
    損なめぐり合わせにあってしまいます。

    彼自身は善良な人柄で描かれています。
    けれど 周りに流されるように どんどん苦しい立場に追いやられます。

    前半で 明るくコミカルに描かれているだけに 
    後半の彼の不幸が 痛々しいのです。

    議員に退場を命じるシーンはその最たるものでしょう

    それでも彼は誰を責めることもせず
    それを受け入れるのです。

    ただ 彼にもプライドがあり 感情があります。
    フェルゼンに対して 決して 意地悪はしないけれど
    思わず 溢れてしまう 心の澱を アニメでは見事に表現しています。

    神に祈る 王妃に寄り添いともに祈りを捧げられるのは自分なのだと
    ルイ16世は 十字架の前に出ることができないフェルゼンの前を
    「前を失礼しますよ」とあくまで穏やかに通り過ぎます。

    バレンヌ逃亡の折には フェルゼンにわかれを告げる際
    「おそらく 王妃も同じだと思います。」
    とさりげなく 穏やかに だがきっぱりと 言い切ります。

    優しいがゆえに…

    断頭台に上る前 塔の窓からパリを眺めるルイ。
    その表情はわからないけれど
    自分の治めていたはずの フランス全土を 
    そこに住む 彼の国民の行く末を案じていたのかもしれません。

    バレンヌ逃亡は 彼の本意ではなかったのかもしれません。
    本当は家族だけを逃がして 自分は国に残りたかったのかもしれません。
    けれど アントワネットは 王のいない 王妃などありえないと
    王がともに 逃げることを望み そうでなければ王と残ると言い張ったのかもしれません。

    あまりに 優しすぎた彼は 家族のために 判断をあやまってしまいました。
    それは 結果的には 家族のほとんどを 哀しい死に追いやることになってしまいました。

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    Re: 悲劇の王


    とんでもない!わたしにはそんなことを語れるほどの知識はありませんよ((((;゚Д゚)))))
    「ベルサイユのばら」を読んだ感想としてはルイ16世は優しい人というのがわたしの印象です。

    ここは二次創作のブログで、その基となる「ベルサイユのばら」もフィクションであることから、自由に書くことができますが、史実では最後はギロチンにかけられてしまうので、それに忠実にしてしまうと哀しい物語になることが多いのでしょうね 。゚(゚´Д`゚)゚。

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    Re: ありがとうございました


    わたしもこの年になって 燃え上がるような恋もいいけど、長年連れ添った穏やかな優しい愛情も素敵だなと思うようになりました。

    歴史の評価は変わることが多いですが ルイ16世が国を愛し、家族を愛した心優しい人であったというところは変わらないでほしいですね。
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