エピソード7 考察 ー4ー 謎の女性

    今回は謎の女性とは何者だったのかについて

    オスカルの生み出した幻?
    始めはそうかもしれませんが
    後々、フェルゼンは彼女とダンスを踊っているし、
    アンドレも 「お前がいったい 何を見 何に苦しんでいるか
    俺にはそれを理解はしてやれても どうしてやることもできない」と言っています。
    これって、もしかしてアンドレにも謎の女性が見えていたということなのでしょうか?

    ともあれ 彼女はダンスが踊れるくらい物理的に存在感があったということのようです。

    こういう話を聞くと わたしはどうしてもドッペルゲンガーを想像してしまいます。

    ウィキペディアによれば

    ・自分とそっくりの姿をした分身
    ・同じ人物が同時に複数の場所に姿を現す現象
    ・自分がもうひとりの自分を見る現象。自己像幻視。

    また 特徴として

    ・ドッペルゲンガーの人物は周囲の人間と会話をしない。
    ・本人に関係のある場所に出現する。

    などがあるようです。

    他にも一般的に 

    ・見た本人があれは自分だと思うこと
    ・たいていは邪悪なものを感じ 場合によっては死に至るということまであるということ

    などもあるようです。

    う~ん。結構当てはまっているような気がしますね。

    もし、謎の女性がそうであるなら フェルゼンとのダンスシーンは納得ですね。

    フェルゼンが始めに声をかけ踊ったのが ドッペルゲンガーの方だとすれば
    いつものオスカルではないわけですから 
    オスカルではなく美しい貴婦人と勘違いしていても 当然と言えるでしょう。
    さらにその貴婦人は一言もしゃべりませんでした
    会話はしないという特徴に当てはまりますね。

    次に本物のオスカルに会うわけですが
    これは いつも知っているオスカルですから、フェルゼンは気づいてしまいます。
    当然ですよね。仮面をしているわけでも 濃い化粧をしているわけでも
    地毛と違う色のかつらをかぶっているわけでもなく
    まんま なのですから。

    さて、今まで 自分の錯覚なのではと思えていた謎の女性が
    実際に フェルゼンがその姿を認め 触れることが出来る実体のあるものだと
    分かったオスカルは もう放っておくわけにいかないと思えるようになりました。

    覚悟を決めて彼女に向き合うと 彼女は
    「わたしは お前が諦めたものの すべてだ!!」
    と答えました。

    諦めたもの、具体的には女装をしていることからも分かるように
    まさに 女の心そのものと言えるでしょう。

    ですが 複雑なのは、
    女の心のすべてではなく オスカルが諦めていた部分だということ。

    考察の2でもお話したように 始めから手に入らないと諦めて
    自分の中にその感情が沸き起こると
    すぐさま 捨て去っていた部分ということです。

    軽い扱いで本体に切り離されたその感情部分は
    次第に認められない恨みを本体に募らせていきます。
    段々 その表情は挑戦的になり 現れる度にその存在感を増していきます。

    怖いですね。よくありますよね。どんどん分身の方が 影が濃くなって 
    本体の方が衰弱しちゃう話。そんな感じですね。
    エピソード7のオスカルと謎の女性も
    最後に相対したシーンでは謎の女性の方が強そうでしたものね。

    このシーンの解釈は実に多くあると思います。
    おそらく その中でも 多くの人が感じる解釈は

    ・オスカルは自分の諦めた部分を自覚して 謎の女性に打ち勝った。
    ・謎の女性がついに本体を凌駕し、これ以後 オスカルとなった。
    ・謎の女性の存在を認め オスカルは人格を統一し 一人のオスカルとなった。
    ・謎の女性との問題を解決できず これ以後も 彼女は現れ続けた。

    というところではないでしょうか。
    2番目は怖すぎますね。青林としては3番目の説を取りたいところです。

    一人のオスカルとなった彼女は本体に認められ 
    文字通り気が晴れて オスカルの中に溶け込んでしまったと思うのです。
    そして、本体のオスカルも 自分の望みを諦めるのではなく 
    それと向き合い 苦しみながらも それを掴もうとするのだと考えたいのです。

    まっ、結構ドッペルゲンガーと重なって そのまま死んじゃう話が多いんですが…
    オスカルもすぐではなくとも この後、血を吐いてたし 早死にしてしまいましたが。

    ドッペルゲンガー以外にも 生霊だとか 
    あの仮面の怪しい集団は実は黒魔術集団で謎の女性はそこの魔術師が
    オスカルを狙って 彼女に化けていたものだとかも考えられそうですね。

    あの「わたしは…お前が諦めたもののすべてだ!!」というのは
    謎の女性が自分で言ってただけなんですから

    あっひょっとして、あのエベーラが時空を超えて復讐しにきたのかも(ブルブル…)

    結局のところ 謎の女性は やはり 謎のままなのでした。(笑)
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