エピソード7 考察 ー7ー ホラー

    今回のエピソード 見方によっては めちゃくちゃホラーでしたね。
    今回の考察はホラー目線です。ご注意ください。

    何がホラーって?
    一番のホラーは謎の女性との決着がはっきりしないところなのです。
    考察4でも書きましたが 見ようによっては 本物のオスカルさまが 
    幻のオスカルさまと立場が逆転しちゃったとも見えてしまうところなんです。

    あの対決の後 鏡の中に 本物のオスカルさまが取り残され
    幻のオスカルさまが 実体となったとしたら・・・

    めちゃくちゃこわいよー!!!!

    でもね。

    ジャルジェ将軍のこの顔…

    本当にオスカルなのか?

    同じシーンでも 本編のジャルジェ将軍と違って 
    なにか恐ろしいものでも見ているような顔だと思いませんか?
    彼は仮にも将軍。きっと戦場に出たことも 修羅場をくぐったこともあったでしょうに。
    そのジャルジェ将軍にこんな顔させるほどのものって・・・

    もしかして エピソード7ってホラーマンガだったの・・・?

    そう考えると オスカルさまのあんな顔こんな顔 納得できちゃう

    凄い 迫力 理代子先生マジに怖いです(ブルブル)

    そんなぁ・・・ ここってわたしの美味しい場面なのに・・・

    誰?今まで描かれたほかのエピソードより絵的にはわたしぽっいけど

    こんな恐怖を感じた後、めげずに フェルゼンと会話して満足して 
    乙女な涙を流せるオスカルさまは 結構凄い精神力の持ち主ですね。

    あれ?でも幻が先に踊っていたのなら オスカルさまはフェルゼンの言葉を聞く前に
    諦めていたってことになるんじゃ・・・。
    結局 オスカルさまはご自身の気持ちの整理がついていたということなのでしょう。
    舞踏会に出かけられたのは それを確認するためと 思い出作りだったのかもしれませんね。

    これ以外にも ずいぶん怖い思いしてましたよね、オスカルさま。

    それにしても 対決の後の死ぬまでのダイジェスト(?)
    微妙に本編と違うような感じがしますね。特に死にざまが・・・

    さらにエピソード7ではべルナールの存在自体あいまいになってしまっています。
    まるで別人みたいに見えなくもない(笑)

    もし、本物のオスカルさまと幻のオスカルさまが
    フェルゼンと舞踏会で踊った後くらいでいれかわっていたなら、
    幻のオスカルさまは黒い騎士を捕まえようとするようなタイプじゃないと思うので
    黒い騎士のお話はなくなり、あのべルナールのシーンが別人になっていたのも納得できます。

    そして、対決の後、本物のオスカルさまは負けて鏡の中に閉じ込められてしまった!

    一方、アンドレはこのコマから謎の女性の存在に気づいている感じがします。

    あの幻のオスカル、ドレス着ててもいまいち萌えないんだよなぁ

    ですから、オスカルさまが入れ替わった後 それに気づいて
    なんとか本物のオスカルさまを助けようとしたはず。

    けれど オスカルさまが勝てなかった相手に アンドレが勝てるはずもなく
    (そもそも アンドレはオスカルさまに弱いのですから)
    あっけなく 負けて鏡の中に 
    本物のオスカルさまと一緒に放りこまれてしまっていたかも(笑)

    そうして 妖力で幻のオスカルさまは自分に都合のいいアンドレを作り出し
    (彼女は子供だって 結婚相手だって 作り出せるんですから)
    まんまと 周囲をあざむいた。

    で、ラストの死にざまとなるわけです。

    この場合、幻のオスカルさまが死んだ後、
    鏡の中に取り残されたオスカルさまはどうなるんでしょう?
    やっぱり 消滅?それとも復活して 鏡から出れちゃう?

    ここは前向きに出れたことにしましょう。

    オスカルさまが鏡に閉じ込められた時は恰好からしても近衛の頃。
    つまり、健康な時なのですよね。
    アンドレも、おりぼんの頃ですから、両目ともなんともないわけです。

    幻のオスカルさまの死後 完全健康体で復活した アンドレとオスカルさま
    鏡から抜け出して

    「オスカル 世の中 大変なことになってしまったな」
    「ああ、鏡越しに見ていたが まさかこんな事態になるとは…」

    とか話してたりして。

    おそらくオスカルさまが幻と対峙したのは 鏡の間。 
    閉じ込められてはいても 世の中の動きは手に取るように掴めたでしょう。

    バスティーユ陥落後を生きる二人を妄想すると 
    案外このホラーバージョンも楽しくなってしまうのでした(笑)


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    ホラーバージョンのあと

    ゼクシィに続くのでしょう(笑)
    本当にこのエピソードはホラーでオカルトでした。原作を原作者が壊していいのか~て思いが収まりません。

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    Re: No title


    いつも ご覧いただきありがとうございます。

    まだ、エピソード7を読まれていないのですね。
    では、かなり(ほとんど)ネタばれになってしまいましたね(笑)

    今回のエピソードは「ベルサイユのばら」の “色々な見方が出来る”という特徴が悪い方に出てしまいました。

    女の幸せを象徴する幻のオスカルが意地悪く、常に本体のオスカルよりエラそうなのが 多くの方の反発を招いてしまったのかもしれません。

    面白いという人もいますし、「ベルサイユのばら」に特に強い思い入れの無い人などは“何でここまでに批判されているのか解らない”という人もいるようです。見る人によって受け取り方が大きく違うのですね。

    本当のところはやはりご自身の目で確かめられるのが良いと思います。色んな意見をご存じの上でなら覚悟してご覧になれると思いますので大丈夫だと思います(笑)

    池田理代子先生の「オマージュ」発言に初めて接した時は 激しく怒りを感じてしまいました。先生がどのような意味でこの発言をされたのか私にも理解ができません。ですが、「オマージュ」という言葉の問題を除いても、あの最後のページとパリのテロを結びつけるのはナンセンスだと思います。ご覧になるとわかると思うのですが、そのページは銃弾に打たれて血の海の中、うつ伏せに倒れているオスカルさまと銃が描かれ、「フランス……ば…んざい…!!」と書かれています。そのようなページですから。

    おっしゃるように連載当時 若かった先生も御年68歳。変らないでいてほしいと願う方が無理なのでしょう。先生の作品「女帝エカテリーナ」の晩年と被る思いがいたします。先生はお子さんが欲しかったようですが、もし授かっていたらまた違う人生があったのかもしれないと思われてしまうのでしょうか。

    拙作、楽しんでいただけて嬉しいです。なにぶん、素人の趣味で書いているものなので、至らない点も多いですが、喜んでくださる方がいると思うとやる気になれます。

    コメントありがとうございました。

    Re: ホラーバージョンのあと


    > ゼクシィに続くのでしょう(笑)
    あっ!そうですね。それがいいです♪

    今回のエピソード、焼き直し以外のコマが ほとんどホラーでオカルトという凄すぎる内容でしたね(笑)アンドレがいてくれたのが救いでした。

    Re: はじめまして


    あはは…
    その通りですね、きっと。

    本当のところは分かりませんが わたしもそんな感じを受けてしまいました。
    それでも嬉しいんです、描いてもらえると。哀しけれどわたしはそういう性分なのです。

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    Re: 忙中閑な気分で


    まったく同感です(笑)ついつい流されがちな日常の中で、一時、夢を見ることの出来るのが「ベルサイユのばら」。だから、新作ときくとどんなものでも、見ずにはいられないのです。結果がどうあれ(笑)

    考察読ませていただきました!

     エピソード7の考察、すべて読ませていただきました。さまざまな見方を提示していただいて、「なるほど!」と感心し、うなずきながら拝見しました。
     エピソード編は、すでにある台詞や設定を変えないという”縛り”の中で書かれているので、作者としても難しいだろうなと思うところがありました。連載が集結して40年以上経った今でも新しい作品を読むことができるのは何より嬉しく、エピソード7も好意的に読みたいという思いがありました。
     しかしそれでもやっぱり受け入れられない部分が多々ありました。青林さまご指摘のラストの死にざま、そして私はフェルゼンと踊ったのがまぼろしのほうだったというところがどうしても納得できません。あのフェルゼンと踊った場面はオスカルの人生にとって、重要なターニングポイントの一つであるはずで、それが幻だったなんて……。
     待ち焦がれた再会だったのに、肩透かしを食らったような、複雑な私の心を慰めて下さったのが、青林さまの考察でした。
     今回のエピソード、私が良かったと感じたのは、オスカルの弱い部分:人間的な部分が垣間見られ、身近に感じられたところです。気がつけばオスカルの亡くなった年齢をとっくに超えていた私。だからこそまた違った距離感で彼女を感じられるようになっているのかもしれません。期待していた再会とは少し違ったけれど、時は流れ、人は同じところに立ち続けることはできないのですよね。
     二次創作含め、青林さまの今後の作品、楽しみにしています!


     



     

    Re: 考察読ませていただきました!


    お読みいただきありがとうございます。

    そうですね。40年以上経った今、新作が読めること自体が凄く稀有で嬉しいことなのですよね。そう思いつつも その年月が変えてしまったものの大きさに涙してしまう自分がいます。

    今回は特に、「ベルサイユのばら」の根幹ともいえる部分に触れてしまったので、多くの方が違和感を覚えてしまったのではないでしょうか。

    特にあのフェルゼンとのダンスシーンは美しく輝く宝石だと思っていたものが 実はガラス玉だったと言われたようなものですから。ラストの死にざまも初めて読んだ時は驚きましたが、一息ついて(笑)考え、いくつかある解釈の中から一番納得できるものを 考察9にまとめました。よろしければ読んでくださいね。

    私も出会った頃は子供であったのに、いつの間にかジャルジェ夫妻に近い年齢となり、もうすぐ、ばあやと同じくらいになってしまいそうです(笑)その人生の中で 折に触れ読み返すたび、違う視点で「ベルサイユのばら」を味わうことが出来、同時に最初に出会った時のピュアな気持ちも甦りました。

    そういう大切な作品ですので、私もゆっけ様と同じように期待していた再会とは違うものではありましたが 私なりに色々考えてみたのがこの考察シリーズです。少しでもお慰め出来たのであれば幸いです。

    コメントありがとうございました。
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    青林

    Author:青林
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    ただいま、コメントへのお返事は基本的にはしておりませんが、頂いたコメントは大切に読ませていただいています。ありがとうございます。

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