Bon anniversaire! アラン

    今日はアランのお誕生日です。

    私には気になるアランのセリフがあります。

    強くて優しいアラン、本当はだれよりも繊細で傷つきやすいのかも

    「いつも こうだ……
     一足遅すぎるってやつさ」

    これは「ベルサイユのばら」ではなくて「エロイカ」の中のセリフです。

    『アランはなにをこの時思っていたのだろう・・・』

    私の中で未だに答えが出せない難問です。

    このセリフはちょっといい感じだったカトリーヌが
    他の男の妻になっていたのを知った時に心で呟くものです。

    だから、恋愛がらみなのだろうかと
    オスカルさまのことが真っ先に思い浮かびます。

    オスカルさまと出会ったのが遅かったこと?
    オスカルさまより遅れて生まれてしまったこと?
    それとも、オスカルさまが銃弾をあびてしまうのを
    庇うのが遅れてしまったこと?

    けれど、「いつもこうだ……」というのなら
    これだけではないのかも

    ディアンヌの自殺をとめられなかったこと?
    仲間が死んでいくのを助けられなかったこと?
    アンドレを守れなかったこと?

    それとも……

    もしかしたら、彼の作中には描かれていない父親になにか関連があるのか?
    バスティーユからここに至るまでの革命の混乱期になにかあったのか?
    彼にはオスカルさまよりも前に恋した人がいたのではないか?

    「いつも こうだ……

    一足遅すぎるってやつさ」

    静かで達観したようなアランの顔は
    激しく嘆き悲しむよりも深く彼の悲哀を表しているようで
    いつもその理由を考えると私は胸が苦しくなってしまうのです。

    そして・・・

    今私の中で一番 しっくりきている答えは

    『 …こうなる前に ダメだろうとも

    ひとこと 言っときゃ 良かったぜ 好きだと

    あの時も…

    隊長の心が あいつのものだったとしても…

    愛していますと…

    そうきちんと言葉にして伝えることが出来ていたならば……

    あんな風にではなく想いを伝えることができていたなら

    おれは…… 』

    けれど この答えも納得のいくものではないのです。
    私には答えは永遠にみつけられないかもしれません。
    それでも 考えてしまうのです。

    人生には答えの出ない難問が沢山あって
    その答えを探す過程こそが もしかしたら生きることそのものなのかもしれません。

    アランの人生もそうだったのかも。
    激動の時代 何が正しく 何をするべきなのか 

    はたして 自分がしていることは いったいどんな意味があるのか

    ないのか…

    あるいは 間違っているのではないだろうか
    成長するにつれて強く優しくそして哀しく…


    あまりにも 多くの大切な人たちの死を受け入れなければならなかった。
    背負うには重すぎるほどの立場にもなってしまった。

    逃げ出すことも 投げ出すことも 忘却することもせず

    静かに彼は考え続けて、最後あと一歩のところで
    ナポレオン暗殺に失敗して 早すぎる死をむかえます。

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