ドラクエ7 SS 「二人の力で…」<4>

    <それから 時は流れて…>

    「本当に行くの」
    「もちろん、この時のために 剣の修行を積んできたんだぜ」
    「子供だけで大丈夫かな?」
    「何言っているんだよ!お前はあのアルスの子孫じゃないか!」
    「そうだけど…」
    「今は魔物もいないし 我慢に我慢を重ねて溜めたお小遣いもある」
    「これで足りるかな?」
    ジャラジャラGの入った袋を開けてみる。
    「おお!頑張ったな!おれより多いんじゃないか?」
    「へっへっ 父さんの手伝い 沢山したからね」

    「オレの祖先のキーファも18歳で旅に出たんだ」
    「うん!ボクもアルスと同じ16歳になった。そうだね。約束だった。
    この年になったら 旅に出るって!」
    二人はガシッと手を組んだ。

    「やっぱり コソコソしていると思ったら」
    「ゲッ!」
    「何がゲッ!よ。マリベルの子孫のあたしをまさか除け者にする気じゃないでしょうね」
    「あっでも…女の子だし…」
    「マリベルも女の子だったわよ」
    「そうだ!マリベルは確か旅の途中でホームシックにかかって家に帰っちゃったんだよね。
    やっぱり女の子に旅はきついんじゃない?」
    「失礼ね!マリベルはホームシックになったんじゃなくて 
    倒れた父親の為に一時的に帰っただけよ!」
    「そうかな?」
    「きっと、そうよ!」
    「まっ 昔のことなんて 本当のことは分からないよ。
    でも、今、君が帰る気が無くて ボク達についてくる気満々なのは分かる」
    「だな、言って分かるやつじゃないし」
    「何よ!付いて行くんじゃないわ!
    あんた達だけじゃ心配だから付いて行ってあげるのよ!」

    男の子たちは顔を見合わせて諦めたように笑う。

    「よし!それじゃ行こうか。勇者ゆかりの聖地巡礼の冒険へ!」

    END

    ドラクエSS「二人の力で…」は今回が最終回です。
    お読みいただきありがとうございました。


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